コストコ帰り、お気に入りのピザとパスタの店・パタータでランチをしようと思ったものの、駐車場はまさかの満車。
完全にピザの口になっていたのに、どうしよう…とGoogleマップで検索して出てきたのが、今回訪れた「中華料理 三浦や」。

到着してみると、駐車場にはしっかり看板があるのに、外観はまるで普通の家のよう。
「三浦やって、本当にここで合ってる?」と一瞬ためらってしまうほど。
でも、窓から中で食事中のお客さんの姿が見えて、ひと安心して入店。
すると、店主さんの威勢のいい「いらっしゃいませ!」の声がとんできました。
お店に入ると、思わず「なつかしい!」と声が出そうになるようなノスタルジックな空間に、昔ながらの町中華の空気。
木のテーブルや椅子、壁に貼られたメニュー表、カウンターの奥の厨房の様子…。
まるで昭和の時代にタイムスリップしたようなレトロ感が広がっていました。
中華料理 三浦やの豊富なメニュー
テーブルに置かれたメニュー表を見ると、思わず「多っ!」と心の中でつぶやくくらいのラインナップ。
定番からオリジナルまで、豊富なバリエーションに目移りしてしまいます。
丼・麺・定食なんでもそろってる

ご飯類。炒飯だけでも数種類あります。
天津飯に中華飯、スタミナ丼・マーボ丼・タンタン丼などなど丼メニューが充実。

ラーメンも10種類以上。

さらに定食も10種類以上あるという豊富さ。
ガッツリ食べたい日にも、小腹を満たしたい日にもぴったりのラインナップです。
価格も良心的
全体的におさいふにやさしい価格帯。
炒飯650円、五目ラーメンや中華飯は730円と、気軽に入れるお店としての魅力も大きいです。
五目ラーメンと中華飯を食べてみた
今回は2人でのランチだったので、それぞれ違うメニューを選びました。
五目ラーメンと中華飯、どちらも「野菜たっぷり&やさしい味」でした。
具だくさん&やさしい味にほっこり

器からふわっと立ちのぼる湯気とともに、白菜やにんじん、きくらげが彩りよく顔を出します。
やさしい味のスープは野菜の甘みと豚肉のうまみがしみ出していて、ひとくちごとにほっと肩の力が抜ける感じ。
透き通ったスープに浮かぶ油のきらめきも食欲をそそります。

ぷりっとした中細ちぢれ麺にスープがよく絡んで、しゃきしゃきの白菜とにんじん、こりこりのきくらげが食感にリズムを添えます。
木のテーブルと年季の入った器もあいまって、まるで祖父母の家に遊びに来ているような安心感…。

とろ〜り透明感のある甘めの餡が白ごはんにたっぷり絡みます。
しゃきしゃき白菜・にんじん・きくらげ・ねぎ…野菜のうまみが溶け込んでいます。
もっとお肉や海鮮が入っていたら、うまみがアップしてさらに美味しくなりそう。だけど、そうするとこの価格での提供はむずかしいのでしょうね~。
付け合わせの中華スープで口をリセット、パリッときゅうりの漬物がいいアクセント。
レンゲですくうたび湯気が立ちのぼり、最後までほかほかでした。
店主さんの元気な接客と、気取らない雰囲気。肩ひじ張らずに入れる「三浦や」は、町中華の魅力がぎゅっと詰まったお店。
ふらりと見つけたお店が、思わぬ満足感をくれるとなんだか得した気分になります。
「中華料理 三浦や」は、そんな出会いをくれたお店でした。
気軽な町中華ランチが恋しくなったら、ぜひ一度立ちよってみては。
中華料理 三浦や 基本情報
富山県射水市戸破若宮町3235-5
■営業時間
11:30 - 20:00
■定休日
火曜日