休日ランチタイムの京都駅、どのお店も行列がのび始める時間帯。
構内で様子を見ながら歩いていると、くらま アスティ京都店がまだ空いているのを発見。

夫や子どもたちも「ここいいんじゃない?」と好反応。
全体的にお値段が高めなのでどうしようか迷ったものの、真夏みたいな暑さの中を歩き回って疲れ切っていたので入店。席間が広めでテーブルが大きく、子ども連れでも落ち着いて座れる雰囲気でした。
くらま アスティ京都店のメニュー



茶そばやおひつご飯、お重など和食メニューで、和食好きの私にはどれも刺さるラインナップ。
いろいろなものを少しずつ楽しめる「京彩弁当」や「嵐山御膳」もあります。
娘は「茶そば御膳(2,480円)」、息子は「鯖の一夜干し御膳(1,780円)」をチョイス。
息子が魚を選ぶのはめずらしく、残す可能性もゼロじゃない…?とちょっと心配。

私は「丹波黒どりの天重御膳(1,980円)」を注文。本当は湯葉とろのおひつご飯膳が気になっていたけど、もし息子が「やっぱり鯖イヤだ」と言った時対策に、息子も食べられるであろう一品を選びました。
夫は「豚の角煮重御膳(1,980円)」に決定です。
茶そば御膳|宇治抹茶の香りとつるり食感


茶そばは宇治抹茶入りで、そのきれいな色に目が行きます。口当たりがつるつる、噛むとほのかな抹茶の香りがふわっと立ちます。
天ぷらとお刺身、小鉢、玉子焼き、ごはん(ちりめん山椒のせ)まで付くので、食べ盛りの中学生女子にもじゅうぶんな量でした。
鯖の一夜干し御膳|駅ナカでしっかり魚定食


息子注文の鯖。焼き目が香ばしいサバは、脂がのっていて白ごはんがどんどん進みます。
ちゃんと食べるか心配していましたが、その心配はいらなかったみたい。
骨はそこそこあるので最初は苦戦していましたが、ほぼ自分でとって食べ進めていました。
付け合わせのセイロ蒸しはお気に召さなかったようなので、私と娘でいただきました。
丹波黒どりの天重御膳|サクサクなのに重くないのが◎


息子の保険もかねてこの天重を選択したわけですが、結果、大正解。
丹波黒どりのとり天は衣がサクサク。肉のパサつきは感じず、下味は控えめでタレが主張しすぎないのが好みでした。
ごはんはタレの甘辛が乗ってもべたつかず最後まで軽い食べ心地。これでもか!とたっぷりな量の天重なのに「重たすぎない」のが最高。
湯葉とろへの未練は残っていたものの、この後まだまだ歩く予定があったので、がっつりパワーチャージできてよかった!と思うことにしました。
豚の角煮重御膳|濃すぎない“ちょうどいい”コク


豚の角煮というとコッテリ甘辛いものを想像しますが、こちらは角煮の脂を活かしつつもタレは必要以上に濃くありません。だけど、濃いめの味付けが好きな夫の好みにもヒットする、ちょうどいいバランス。
厚みのある豚バラが口でほろっとほどけ、脂身の甘さと黄身色の錦糸卵が相性バツグンでした。
まとめ
「くらま アスティ京都店」は、京都らしい和の定食を落ち着いて食べたいときに便利なお店でした。茶そば・焼き魚・天重・角煮と、家族それぞれの好みに合わせて選べるのがうれしい。
価格帯は駅ナカ基準でも少し高めに感じましたが、そのぶん混雑が少なく待ち時間が少なかったのは子連れには助かりました。
単品がもう少し多ければいいのにな~、というのが正直なところ。とはいえ、観光途中の休憩にも、帰りの新幹線前の腹ごしらえにも使いやすいお店です。
住所:京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3 1F JR京都駅構内アスティ
営業時間:10:00~22:00
公式サイト:https://shop.newtokyo.co.jp/kurama/kyoto/
※掲載の情報はすべて訪問当時のものです。
変更の可能性がありますので、最新情報は店舗公式サイト・SNS等をご確認ください。