海の側にある珍しい杉林・富山県下新川郡入善町にある「杉沢の沢スギ」に小学生のこども2人とお出かけしてきました。
訪れたのは8月の休日。
どこも激しく混んでいましたが、 杉沢の沢スギは人がまばら。
入場料も駐車料も無料で楽しめるし、人は少ないし、ウワサのとおり穴場なスポットでした。
ジブリの世界に迷い込んだかのような景色や水遊びスポット、沢スギ自然館情報など写真たくさんでお届けします!
杉沢の沢スギ駐車場
グーグルマップで「杉沢の沢スギ駐車場」を指定していったら、迷わずに行くことができました。
入善駅から車で10分かからないくらいの場所にあります。
ナビを設定して田舎道を進むと、青々とした稲の向こうに「沢スギ自然館」の建物が見えてきます。
駐車場は広くて停めやすかったです。
駐車場には案内マップが。
杉沢の沢スギは、入善フラワーロードと並んで入善町のイチオシな場所になっています。
さっそく沢スギを探検してみました。
杉沢の沢スギ探検!ジブリ感ただよう まるで迷路な木道
沢スギ林内は道はしっかりしてますが、順路はあってないようなもの。まるで迷路でした。
ちょっと迷うことはあるかもしれませんが、遭難するような広さではないので大丈夫です笑
イガグリがおちていたり、時々お花が咲いていたりするのも楽しい。
こども達と、軽く道に迷いながら自然探検を楽しみました。
奥地へとすすむと、澄んだ水がとてもキレイな場所が現れます。
水面にうつる沢スギが美しい!
人の手で管理しつくされていない自然さがまたいい感じ。
ずっと眺めていたくなる景色です。
道と水辺の境には柵などはないので、小さな子どもを連れて訪れるときは要注意。
親の手を振りほどいて走り回るような時期の子供には危ないかも。
わが家の子供は小学2年生と5年生。
水に落ちるようなことはありませんでしたが、一部のぬかるんだ道で靴がドロドロになりました。
木の根っこや石でごつごつした場所もあるので、動きやすい靴がオススメ。
汚れた靴をいれるビニール袋や、替えの靴をもっていくとよさそう。
暑い季節でも涼しいと聞いていましたが、さすがに35度を超える日はひんやりした涼しさは感じられず。
さらに、湿度が高くて汗ばんで大変でした^^;
杉が日陰をつくって日光をさえぎってくれるので、身が焦げるような暑さではなくジットリした暑さでした。
杉沢の沢スギの水遊び場はひんやり気持ちいい!
スギ林を通り抜けると小川が流れています。
これがすっごく冷たい!
全身の汗がスッと引いていく冷たさです。
小学生くらいの男の子3、4人が遊んでいました。
子供にはこっちの方が楽しいかも?
小川のまわりの芝生は思いのほか湿っていて、いつもの感覚で歩くと靴がずぶ濡れになってしまうので要注意。
回りに飲食店舗はないので、お茶や水分、小腹が空いたときのちょっとした食べ物をお忘れなく!
杉沢の沢スギ・沢スギ自然館
沢スギ自然館内にはトイレあり。
模型や映像、パネル展示、展望室などがあります。
開館時間と定休日は以下のとおり。
■営業時間 9:00~17:00(16:30までに入館)
■定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)祝日の翌日
冬期休館(12月28日~2月末)
沢スギ自然館が休みでも、森の中には入れるとのことです。
空調はきいていなくて、大きな扇風機が回っていました。
この階段をのぼった先で、立山連峰を一望できます。
体力不足にはキツイ長さの階段。
暑い季節は上に登れば登るほど命にかかわるくらいの暑さになります。
心して登りましょう…。
あいにくの曇り空で山はボンヤリとしか見えませんでしたが、とてもきれいな田んぼの緑が目に飛び込んできました。
がんばって登ったかいがあった!
さいごに
富山に住んでいればあっちにもこっちにも自然があふれているとはいえ、たまにはこうやって自然にどっぷりつかるのもいいですね。
特に対策をしなくても虫にさされることはありませんでしたが、心配なら虫よけを持参すると安心。
好奇心旺盛・走り回りたい盛りの子供には向かない場所ですが、子連れで自然体験するのにぴったりのスポットです。
何より人が少ないのがいい!
入善ってあまり訪れない場所だけど、杉沢の沢スギはお気に入りの場所になりました♪