令和5年8月20日にオープンした富山県滑川市のラーメン屋さん、「自家製麺 栗ノ木」に平日のランチ時に初訪問してきました。
ランチに何を食べるか決めていなかった、とある平日の午前中。
遠くからでも通う人がいるくらい、めちゃくちゃ美味しいラーメン屋さんが滑川(なめりかわ)市にあるらしい!という話題に。
「今から向かえばオープン前にお店に着くよね。行っちゃう??」
という流れになり、急遽、滑川へ向かったのでした。
自家製麺 栗ノ木の駐車場
店舗横と店舗裏に、約60台も停めることができる広々とした駐車場があります。
大きな看板が目立っていて、初めてでも入り口が分かりやすい。
ただ、駐車場は広いものの、店内はカウンター10席のみ。
開店の20分前に到着した時には、すでに3組のお客さんが並んでいました。
「昼営業の記帳ボードやめました」の貼り紙を確認し、直接ならんで待ちます。
代表者が並んでいれば、他の人は車で待っていてもOK。
ただ、お店の中に入る時には全員そろっている必要があります。
※2024年6月に記帳ボードが再開しました。
昼営業スタートの11時半になるとともに、お店の扉が開きました。
栗の木のお昼メニュー
栗の木のメニューは、朝と夜は店主さんの気分や仕入れ状況によって日替わりになっている模様。
前日にお店のインスタ(@kurinoki2023)にて確認することができます。
昼は「レギュラーメニュー」と書かれていることが多いです。
私が訪れた日もレギュラーメニューで、以下の内容でした。
- 特上塩醤油蕎麦 1,800円
- 塩醤油蕎麦 1,000円
- かけ塩醤油蕎麦 850円
- 特上醤油蕎麦 1,800円
- 醤油蕎麦 1,000円
- かけ醤油蕎麦 850円
- 白海老と蟹の和え玉 650円
- 昆布水和え玉 650円
- 坦々和え玉 650円
- 肉ご飯 1,000円
- 雲丹卵黄バターご飯 550円
- 塩叉焼ご飯 550円
- 土鍋炊きご飯 200円
- 極み味玉 250円
- 焼売 3個300円/7個650円
- 茹で餃子 3個300円/7個650円
※和え玉やご飯ものは行くたびに内容が変わっています。ご参考までに。
メインのラーメンは塩醤油蕎麦か、醤油蕎麦の大きく2択。
かけ蕎麦は具なしの麺とスープのみ。
特上は味玉やホタテ、鴨つくねなど具(トッピング)が豪華になった一品。
…という情報は席についてから分かったこと。
「とにかく美味しい」という情報しか持たずに行った我々、券売機の前でおろおろ。
と一緒にいった2人とヒソヒソ話しながら、直感にまかせて注文。
食券を店員さんにわたして、席に着きました。
お昼の第一陣にギリギリすべりこみで入ることができてラッキー!
厨房で麺をゆでたり美しくトッピングしたり、ラーメンが完成していく過程をカウンター席から観ることができます。
約18分後、ラーメンがはこばれてきました。
栗の木のラーメン これは通いたくなるわ…
いよいよ、待望の栗の木のラーメンと初対面!
私は塩醤油蕎麦。
他の2人は特上醤油蕎麦・白海老と蟹の和え玉・醤油蕎麦を注文しました。
栗の木オリジナル 塩醤油蕎麦
塩醤油蕎麦は、塩でも醤油でもない栗の木オリジナル。
単純に塩が好きという理由で選んだのですが、この塩醤油が栗の木のスープを一番に感じることができるとのこと。
選んで大正解!
「和」を楽しめる出汁スープ。
お店の外にも煮干しの香りがただよっていたので煮干し感つよめのスープかと思いきや、昆布や椎茸、鶏肉などの旨味のバランスがよくて、飲み干したくなるお味。
自家製面は20種類以上の小麦から選別しているとのこと。
ストレートでツルツル食感、のどごし最高の麺。
いちど口にいれたら箸がとまらない!
鶏叉焼はやわらかジューシー。
こんなに柔らかいなんて~。もはや別の食べ物みたい。
鶏叉焼以上に感動したのがこちら。
富山ポーク叉焼!
低温調理後ローストされていて、しっとりした食感と上品なお味。
スープとも最高に合う!!
写真右上の黄色&黄緑色のものは自家製柚子胡椒。
味変を楽しむことができます。
ゆずの香りが爽やかで、少量でも味がガラリと変わります。
お店オリジナル醤油がベースの醤油蕎麦
こちらが醤油蕎麦。
塩醤油よりもスープの色が濃いです。
計8種類の醤油をブレンドした特製醤油ダレ。
スープだけもらいましたが、ラーメンというより和食という感覚。
塩醤油蕎麦のほうが好みだけど、こっちも美味しい!
写真右側の金ぴかは1席1席に設置されているトレー。
れんげやお箸、保冷タンブラーがお上品に並べられていて、まるで料亭のようです。
ワンランク上の特上醤油蕎麦
特上醤油蕎麦は、もはやラーメンを超えたお料理といってもいいでしょう。
味玉・近江鴨・鴨つくね・鮑のソテー・ホタテカルパッチョがプラスされています。
1,800円という値段にひるんでしまったけれど、これだけ豪華な内容ならむしろお得ですらある!?
和え玉は単独でも感動の味
まさかの丼にピントがあってしまった!
こちら、「白海老と蟹の和え玉」です。
「和え玉」はお店の説明に「麺のおかわり。そのままでも食べれる替え玉。」と書いてありましたが、「和え玉」単独でも立派なメニューというかなんというか。
そのままで食べても最高に美味しい!
カニ味噌好きにはたまらない味わい。
昆布水和え玉や、坦々和え玉の方が人気みたいだけど、カニ味噌がお好きな方はぜひ!
他のお客さんの注文をチラ見したところ、肉もりもりの「肉ご飯」や「焼売」も人気みたいでした。
小さな子連れで行っても大丈夫?
「カウンター10席のみ・食材にこだわり尽くしたラーメン屋さん。」
と聞くと、小さな子連れで行くことができなさそうな雰囲気ですが、結論、大丈夫です。
こども向けのメニューは無いものの、乳幼児むけのハイチェアが2脚ありました。
昼営業は基本的に記帳ボードなしで直接並んで待ちますが、小さな子連れの場合、スタッフさんに声をかけることで別途案内してもらえるとのこと。
とはいえ、自分に乳幼児がいても連れて行くことはないだろうなぁ。
子供のお世話に必死になって、味が分からなくなるから。
わが家のこども達が小さかった頃は、ぬるく伸びた麺類ばかり食べていた記憶が…。
せっかくの至高のラーメン、全神経をラーメンに集中させて味わいたい!
とまあ、これは完全に個人の感想なワケですが。
店主さんもスタッフさんも、皆にこやかで温かい接客。
小さな子連れで行っても問題なさそうです。
昼だけじゃない 朝ラーメンと夜の限定麺も魅力的
お店のインスタを観ていると、お昼はレギュラーメニューの他に「背脂醤油蕎麦」や「濃厚豚骨醤油蕎麦」が登場することもあるみたい。
日によって違うことが多いので、インスタは要チェックです。
朝はラーメンの他、海鮮つきの「朝定食」がお得。
ご飯・富山湾海鮮・かけそばという豪華な内容です。
朝から滑川にはなかなか出向けないけれど、一度は行ってみたい…!
夜の営業は不定期&メニューはその日によって変わるので、やはりインスタを要チェックです。
お店の看板には「夜完全予約制」とありましたが、インスタでは「並び順」と書かれています。
変わったのかな?
食券機で現金のみで購入可・キャッシュレスは不可なので、多めの現金をお忘れなく!
通う人がいるのも納得のお味でした。またすぐ行きたい!
自家製麺 栗ノ木 基本情報
■住所:富山県滑川市上小泉2139
■ 営業時間
朝 6:00~8:30
昼 11:30~14:00
夜 18:00~20:00
※日によって変動あり
■定休日:不定休
最新の情報はお店のインスタ(@kurinoki2023)をご確認ください。